犬が足を舐めるのはなぜ?

犬が足を舐めるのはなぜ?

秋の長雨から冬まで、知っておきたい愛犬足裏ケア

「最近、愛犬が足をよく舐めている」
「雨の日のお散歩のあと、足裏がなんとなくジメジメしている」

そんなことはありませんか?

犬の足裏は、肉球だけでなく、肉球と肉球の間や指の間まで含めて、毎日のケアで確認してあげたい場所です。

特に秋は、雨の日が続くと足が起こる機会も増えます。濡れたままにしておくと、当面湿気が残りやすく、細菌やマラセチアなどの酵母が増えやすい環境となり、趾間炎などのトラブルにつながることがあります。

ですので、雨の日のお散歩後は、
「拭く → 乾かす → 触って確認する」
この3つを習慣にしてみましょう。

そして、秋の次に来る冬には、今度は乾燥や冷たい路面、地域によっては融雪剤など、また違った足裏への注意が必要になります。 季節の変化に合わせて、愛犬の足元を少し気にかけてみませんか?

秋の散歩から帰り、玄関で愛犬の足元を優しく確認する飼い主

1.秋の長雨、足裏がジメジメしていませんか?

雨の日の散歩から帰ってきたら、濡れた足を拭いてあげる方は多いと思います。でも、ここで大切なのは、肉球の表面だけを拭いて終わりにしないこと。

特に見落としやすいのが、肉球と肉球の間、そして指と指の間です。 ここは水分が残りやすく、湿った状態が続くと、細菌やマラセチアなどの酵母が増えやすくなります。 その結果、足の指の間に炎症が起こる「趾間炎」などにつながることがあります。

足裏を拭いたら、「指の間まで乾いているかな?」と、最後に確認してあげましょう。

犬の足裏を支え、肉球と指の間を優しく確認している手元

2.雨の日の足裏ケアは「拭く」だけではなく「乾かす」まで

雨の日のお散歩後は、まずタオルなどで足の水分をやさしく吸い取ります。ゴシゴシこするのではなく、タオルで足を挟むようにして、やさしく水分を取ってあげましょう。

特に指の間は水分が残りやすいので、忘れずに確認します。必要に応じてドライヤーを使う場合は、低温・弱風で、熱くなりすぎないように注意しましょう。

「拭いたから大丈夫」ではなく、
拭く → 指の間も確認 → しっかり乾かす
ここまでが雨の日の足裏ケアです。

その後の犬の足をタオルで包んで散歩、やさしく水分を取っている様子

3.長毛犬は「足裏の毛」もケアのポイント

犬の足裏を見たとき、肉球だけを見て終わっていませんか?

特にプードルなどの長毛犬では、肉球の間や足裏の毛が伸びていると、水分や汚れが残りやすく、乾きにくくなることがあります。

そのため、長毛犬の場合は、足裏の毛を適度に短く整えておくことも、足裏を清潔に保ち、乾きやすくするための大切なケアのひとつです。

特に雨の日が続く季節は、「拭く・乾かす」+「足裏の毛を整える」ことも、ジメジメ対策のひとつとして覚えておきましょう。

自宅でカットする場合は、肉球や皮膚を傷つけないよう十分に注意してください。不安がある場合は、トリミングサロンなどで整えてもらうのもよいでしょう。

長毛足犬裏の毛が伸びた状態と、短く整えた状態の比較イメージ

4.水たまりを歩いた日は、いつもより丁寧に

雨の日のお散歩で気をつけたいのは、濡れることだけではありません。雨の日は、地面の汚れなどが足に付着しやすくなります。

特に水たまりを歩いた後は、いつもの散歩後よりも足裏を丁寧に確認してあげましょう。肉球の表面だけでなく、

  • 指の間に汚れが残っていないか
  • 小石などが挟まっていないか
  • 赤くなっていないか
  • いつもと違うにおいがしないか

などを、やさしく見て・触って確認します。

足裏のケアは、きれいにするだけではありません。「いつもと違う」に気づくことも、大切なケアのひとつです。

雨の日の散歩後、玄関先で愛犬の肉球や指の間を確認する飼い主

5.「足を舐める」は、小さな変化のサインかも

犬が足を舐めること自体は、必ずしも病気というわけではありません。

でも、いつもより頻繁に舐めている、何度も同じ足を気にしているという場合は、足裏に何か変化がないか確認してみましょう。例えば、

  • 肉球や指の間が赤い
  • 腫れている
  • いつもと違うにおいがする
  • 足を触られるのを嫌がる
  • 同じ場所を何度も舐める
  • 傷や異物がある

など。

足を舐める原因は、湿気だけでなく、皮膚の炎症、アレルギー、異物などさまざまです。気になる変化がある場合は、無理にケアを続けず、動物病院に相談しましょう。

室内でくつろぐ愛犬足裏を、飼い主が優しくチェックしている様子

6.「雨の日だけ」なら、歩いた場所もチェック

雨の日だけ足を気にする。芝生や土の上を歩いた後に、足を舐める。

そんな場合は、「いつ、どこを歩いた後に変化が出たのか」を思い出してみましょう。芝生や土の上には、場所によって除草剤などが使われていることもあります。

特定の場所を歩いた後だけ足を気にする、赤みが出るなどの変化がある場合は、その場所との関係も含めて動物病院に相談するとよいでしょう。お散歩コースを見直すことも、愛犬の足裏を守るためのひとつの方法です。

芝生や土のある散歩道で、愛犬の足元を確認している飼い主

7.秋の次にやってくる「冬」の足裏ケア

秋の長雨では「濡れ・湿気」に注意しました。では、冬はどうでしょう?

冬になると、今度は乾燥や冷たい路面にも注意が必要になります。肉球が乾燥してひび割れたり、冷たい路面によって負担がかかったりすることがあります。

また、雪が降る地域では、道路にまかれる融雪剤や凍結防止剤が肉球への刺激になる場合があります。

秋のうちから、「散歩の後は足裏を見る」という習慣をつけておくと、季節が変わっても愛犬の足元の変化に気づきやすくなります。

落ち葉が広がる晩秋の散歩道を、飼い主と愛犬が歩いている様子

8.きれいにしたいからこそ「やりすぎ」にも注意

愛犬の足をきれいにしてあげたい。そう思うあまり、毎回ゴシゴシ洗ったり、洗剤や消毒剤を使って念入りにケアしたりする必要はありません。

毎回洗剤を使うなど過度に洗浄すると、皮膚のバリアを損ない、炎症を起こしやすくすることがあります。

また、人用のアルコール入りウェットティッシュなどを犬の足に常用するのではなく、必要な汚れをやさしく落とすことを意識しましょう。

普段の軽い汚れなら、ぬるま湯や犬のケアに使用できるケア用品などを使い、やさしく拭き取る方法もあります。大切なのは、「きれいにすること」だけではなく、「皮膚を守りながらケアすること」です。

柔らかいコットンで犬の足裏をやさしく拭いている様子

9.毎日の足裏ケアは「拭く・乾かす・見る」

足裏のケアというと、「散歩から帰ったら足を拭く」というイメージがあるかもしれません。でも、本当に大切なのは、その先です。

【拭く】
肉球だけでなく、指の間まで汚れや水分を確認。

【乾かす】
湿気を残さないように、指の間までしっかり乾かす。

【見る・触る】
赤み、腫れ、におい、傷、異物など、「いつもと違う」がないか確認。

【足裏の毛を整える】
長毛犬では、水分や汚れが残りにくく、足裏の状態も確認しやすくなります。

この4つを、季節に合わせた足裏ケアとして意識してみましょう。

愛犬の足に毎日触れていると、ちょっとした変化にも気づきやすくなります。「触れること」は、愛犬の状態を知ることでもあります。

タオルで足を拭く様子や、足裏を確認する様子をまとめた4枚のケアイメージ

10.ペシュマルから

雨の日のお散歩後も、晴れた日のちょっとした汚れも。愛犬の足元は、毎日の暮らしの中で意外とたくさんのものに触れています。

だからこそ、特別なことをするのではなく、
拭く。
乾かす。
触って確認する。
そんな小さなケアを習慣にしてみませんか?

ペシュマルは、犬や猫の口元をはじめ、耳や足元など、毎日のさまざまなケアに使えるクリーナーです。ノンケミカル・ノンアルコールで、口元にも使えるため、毎日のケアにも使いやすいアイテムです。

お散歩から帰ったら、愛犬とふれあいながら足元をチェック。毎日の「ちょっとしたケア」が、愛犬の健康状態を知るきっかけになりますように。

愛犬とふれあいながら、コットンで足裏を優しくケアする飼い主

まとめ|秋から冬へ、愛犬の足裏を季節に合わせてケア

犬の足裏は、肉球だけでなく、指の間まで見てあげることが大切です。

✔ 雨の日は肉球だけでなく指の間まで確認する
✔ 水分を拭き取ったら、しっかり乾かす
✔ 長毛犬は足裏の毛を適度に整える
✔ 足を舐める、赤み、腫れ、においなどの変化をチェックする
✔ 芝生や土の上を歩いた後に変化がないか観察する
✔ 秋は湿気、冬は乾燥や冷たい路面など季節ごとの注意点を知っておく
✔ 雪の地域では融雪剤などにも注意する
✔ 洗いすぎ・消毒しすぎにも注意する

足裏ケアは、単に「汚れを落とす」だけではありません。

そして、必要
なら毛を整える。


毎日の小さな習慣が、愛犬の足元の変化に早く気づきます。

秋の長雨から、これから迎える冬へ。 季節が変わるたびに、愛犬の足元も少し気にかけてあげませんか?

秋の木々に囲まれた場所で、飼い主と愛犬が穏やかに過ごしている様子

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